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日常だったり 萌を語ってみてたりして。 水乃が管理する全HPとの日記は共通BLOGです。 (わからない事書いてある場合が大いにありえます)
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リクエスト2:『雪国』
次はリクエスト2:雪国です。

ピオニーとジェイドとサフィールです。
では『続きを読む』をどうぞ……

グランコクマの軍内部の牢獄。
私は今、そこにいる。

今日は、日にち的にはクリスマスだ。
多分、ピオニーが住んでいる城では盛大なパーティーが開かれているハズ。

なのに…
なのに……!!

何で鉄格子の向こうで、食べ物を広げてくつろいでいる『グランコクマ皇帝』と『皇帝の懐刀』がココにいるんでしょうか…?


めりー…?


「いい加減帰ってください」
「なんでだよ?…おっ、この七面鳥うまいぞ?サフィール、食べるか?」

文句を言っても二人は聞かない。
しかも、ちゃっかり七面鳥を受け取って食べている私がいる。
あ……これ上手いですねぇ、コレ。

「サフィール、なんでそんなに帰れなんて言うんですか。酷いですねぇ」

ジェイドは面白半分に答えるし。

「城ではパーティーの最中でしょう!?なんでココにいるんですか」
「つまらないから」

私が聞くと、ピオニーはあっさり答えた。
その答えにジェイドも「そうですねぇ~」なんて言っている。

「それに、だな…」
「?」
「せっかく近くに幼馴染みが揃ってるんだ。こういう日はどっかのジジ様達の機嫌を伺いながらのパーティーより3人で過ごすほうが断然楽しい」

ピオニーのそんな言葉を聞いたら、私が何も言えなくなるって知ってて言ってるんでしょうかね。

「さて話がまとまった所で、楽しく話でもしましょうか☆」
「そうだそうだ。二人ともこの酒でも飲め!美味いぞ」

一度は敵になった私を、なぜ、二人は変わらずに(ジェイドは虐めるけど)接してくれるのだろう。

「貴方達って、……本当に馬鹿ですね」
「まぁ~ジェイドよりは馬鹿だな」
「何か、その言い方ムカつきますよ陛下」



でも、たまにはこんな日もいいですよね?



□END□
私の中の雪国はこんな感じだったりします。
それにしても陛下は食ってばっかりですね ^^;

リクエストありがとうございました☆
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