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日常だったり 萌を語ってみてたりして。 水乃が管理する全HPとの日記は共通BLOGです。 (わからない事書いてある場合が大いにありえます)
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勢いで書いてしまった…!!(音藤)

書いちゃいました。
音弥×藤丸。

うはぁ…
何があっても音藤です。

では、続きを読むを…



幼馴染み。
新聞部の部長と部員。
誘拐された子供と助けた刑事の子供。

―そして、天才ハッカーとその……

俺と藤丸の関係を表す言葉。
他にもたくさんあるが、簡単にいうだけでもこんなにある。

俺達はいち高校生であるはずなのに、もう後ろに引き返せない場所にいる。
一歩間違えたら、それこそ、命を落としかねない。

あまりに危険。

わかっている。
本当はこんな事に首を突っ込んではいけない、と。

わかってるのに、あえて俺はこの道に足を踏み入れていた。
俺は藤丸の幼馴染みであり、『バックアップ』だからだ。

『それがデータの複製の方の意味なのか、それとも支援の方の意味なのか。』

俺と藤丸の中での考え方が同じ意味のバックアップであってほしい。
…なんて考えてしまう時があるけど。

そんな考えなんか、今の俺達には必要ないな。



だって俺達は……



――

「藤丸」
「ん?」
「ありがとう」
「…は?音弥、人に向って矢を撃ちすぎて頭おかしくなったか?」
「なんだ、それ。…たまには藤丸にお礼を言っても良いだろう」
「ふーん…」

藤丸は照れくさくなったのか、俺から視線をそらした。
ただいまハッキングの真っ最中なので藤丸の手がハッキングを止める事はない。
でも、あきらかに先ほどよりその速度が遅くなっていた。

へぇ。
…そんな反応もするのか。

最近、そんな新しい藤丸の様子を見る事が楽しくて仕方がない。


――俺達に新しい関係が出来た。


まさか俺が想っていた事を、藤丸も同じように想っていただなんて驚いた。

絶対消えない関係。
決して人には言えない関係。

『バックアップ』なんかじゃない。
『幼馴染み』なんかじゃない。


俺達は…


「…好きだよ、藤丸」
「……!おまっ…音弥!いきなり何言ってんだ!!」
「おもしろい。藤丸、顔真っ赤」
「当たり前だろーが!!」

危ないところに俺達はいるけれど。
明日にはこの世から消えてしまうかもしれないけど。


こんな日々がずっと続いてほしい。
藤丸と一緒にいられる日々を、いつまでも。


――いつまでも。


■END■
(そんなの無理だって、頭ではわかっているのに……)
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